こんにちは
「マナブはタノシ」と書いて、学楽(ガクラク)と申します。
今日も学んでおります。
今日は、エンゼルス大谷翔平選手の去就についてのお話です。
一昨日、エンゼルスのミナシアンGMの大谷選手に対する発言がありました。
1年契約のクオリファイング・オファー(QO)は出すのかという質問に、
「今週、来週と時間があるからそこで時間をかけていろいろと決断していく予定だが、
(クオリファイング)オファーを出すと言っても問題はないだろう。彼は最高の選手だし。」
と明かした。
マジっすか?
耳を疑った。
この意味するところは、
1.ミナシアンGMが考えなしに口を滑らせた説。
ただ、本来なら更迭されるべきところを、ネビン前監督に全責任を負わせ生きのびた
彼が、軽率な発言をするとは考えにくい。
2.エンゼルス(モレノオーナー)が、大谷選手を抱えきれないと判断した説。
すでに、マイク・トラウト、アンソニー・レンドンの高額年棒(約107億円)で、
球界最高年棒の呼び声高い大谷選手の獲得は難しい。
が、モレノオーナーは新指揮官の選手起用をフォローするためにも、リアル二刀流の
起用法を理解しているミナシアンGMを留任させるのが得策と判断したらしい。
ということなのでこれも違うようである。
3.オーナー・GMとも、大谷選手は出ていかないと勘違いしている説。
だから、QO(球界上位125人の平均年棒での単年契約。2023年は約30億円)であり、
実はこれがかなり現実的ではないだろうか?
ただ実際は、保身のためにオーナーに虚言をふきこんだGMにのせられて、倹約家の
オーナーが出費を抑えられると思って選択したQO作戦だろう。
3がかなりしっくりくるような気がするのは私だけだろうか?
確かに大谷は義理堅い人物ではあるが、そのために夢をあきらめることはない。
夢に対してひたむきなのだ。
あのWBC優勝の時の大谷選手の笑顔をみれば一目瞭然である。
このままではエンゼルスの顛末は、大谷選手の移籍、ガラガラの球場、来期100敗、シーズン
途中でのGM解任、観客激減で赤字化し球団売却まであるかもしれない。
ここでエンゼルス球団の間違いを3つ挙げておく。
1.本当に恩を感じなければいけないのは球団側であり、そのために大谷選手に破格の
オファーを出すのは最低限の礼儀である。
大谷のおかげでどれほど潤っているのか考えたことがあるのかといいたい。
それでも大谷選手が移籍するのであれば、
「弱い球団ですみません。」
と謝ることすら何ら不思議なことではない。
2.対立するジョーマドン元監督を解任し、でたらめな補強を繰り返し、球団運営能力の
かけらもないGMを起用し続けていること。
「自分の保身ばかりでなく、球団の未来を考えろ。」
と言ってやりたい。
もしもの話(タラの話は北海道?)をすべきではありませんが、あえて言います。
マドン元監督が続投ならば、ポストシーズン進出も十分望めたのではないでしょうか?
マドン元監督・ネビン前監督が解任されたのに、一番責任の重いGMが残るのは変。
3.大谷選手の夢を見誤っている。
大谷選手を獲得した功績は大きいが、それは過去の話。
確かにエンゼルスだからここまで成長できた部分はあるかもしれないが、
他球団でも、大谷選手なら成し遂げたと思う。
エンゼルスは今こそ大谷選手の存在意味を気づくべきである。
そして大谷不在のエンゼルスについて深く考えるべきである。
答えは明白だ。
球界の宝を手放す愚かさを知らない人はいないはずだ。
ただそれでも大谷選手のエンゼルス残留は厳しいものとなるだろう。
大谷選手はお金で移籍はしない。
夢をかなえるために移籍するのだ。
夢をかなえにメジャーに来たように。

私も大谷選手の大ファンの一人です。
野球人としての活躍・実績よりも、
思考であったり、
人間性であったりのほうが強く惹かれます。
松井秀喜氏以来です。
大谷選手には今後の活躍もさることながら、
メジャーの舞台であの笑顔を見せてほしい。
「マナブはタノシ」
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