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人は他人の言うことを聞かないという話。

学んだこと
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こんにちは、学楽(ガクラク)と申します。

今日も楽しんで学んでおります。

感謝です。

今日は、最近学んだことですが、

「人は他人の言うことを聞かない。」

という話をしていきたいと思います。

人は他人の言うことを聞かない。

なんかフツーなんですが、これが実に奥が深い。

単純に言うことを聞かないというわけではありません。

理解できていないのです。

例えば上司が部下に仕事を教えるとします。

ここでいう仕事は、単純な作業ではなく、知恵を使うレベルのものです。

実際にやってみると5人のうち1~2人しかできない。

よくある話です。

上司は言います。

「ちゃんと言われた通りにやれ。」

「いうことを聞かないからできないんだ。」等々。

ちょっと待ってください。

「あなたは(上司の方)新人時代ちゃんとできていましたか?」

誰しも他人の言うことを100パーセント理解できるはずはありませんし、

たとえそのマニュアルが完璧で理解できたとしても、

100パーセント結果につながるとは限りません。

ここを分かっていない人があまりにも多すぎる。

それが原因で「あいつは生意気だ。」とか、

「今年の新人は言うことを聞かないやつが多い。」

とかいう話になったりします。

こんな会社に入りたくないですよね。

でも、現実は厳しくほとんどの会社が似たり寄ったりです。

理由は二つあります。

一つ目は今言った、

「人のアウトプットは100パーセント伝わる(理解される)。」

という誤った認識です。

もう一つは、マニュアル(もちろん長い年月かけて培ってきたものだとは思いますが)が、

時代の変化に追いついていない場合が多々あります。

(そもそも結果が出た場合だって、その新人のもともと持っている能力であったり、

個性で出たものかもしれないわけです。)

上司の方、ここを理解してください。

さもないと人財は育ちません。(イコール会社の未来もありません。)

もう一つ、私の実体験から例を挙げます。

私は以前から、自己啓発系の本が大好物でかなり読んできました。

ところが、その場ではいいと思ったものが、全く身につかないのです。

わからないとわかるまで何回も読むという迷惑な性格なので、

その場では理解します。

ただ、腹落ちしていないので身につかないのです。

もう一つのめんどくさい性格(原因がわかるまで考えるというもの。)が発動して、

「なぜだろう?」

と考え続けました。

そして、長い時間かかりましたが、一つの結論に達しました。(あくまで個人の意見です。)

経験・体験を伴わないものは、理解(ある人は「得心」と言ってました。)できないということです

経験・体験を伴わないものは、理解(ある人は「得心」と言ってました。)できないということです

大事なことなので2回言ってみました。

ということは、

「人は他人の言うことを聞かない。」

ではなくて、

「人は他人の言うことを聞けない。」

が正しいみたいです。

以来私は、名言集とか、格言集的なものを読むのをやめました。

もちろんまったく無駄というわけではないので誤解のなきようお願いします。

(のちに経験して身についたものも多くあります。)

要は、

読んだだけでは、身につかない。

経験して初めて血となり肉となるんです。

(あと余談ですが、あの類の本は内容が似ています。

どれも焼き直した感じで、「あ、また、ここね。」みたいな感じ。

どうせ経験すればたどり着く話だから、あわてなくてもいいんじゃね。)

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