なせばなる。なさねばならぬ。何事も。
こんにちは。学楽と申します。
○○亭とかつきそうですが、落語家ではありません。
今日は小説家になりたかった話を一席。
昔は、今もそうなんですけど、よく小説を読んでました。
何が最初かはよく覚えていませんが、確か横溝正史だったような気がします。
ミステリー/推理小説が好きでした。
映画にもなった"犬神家の一族”だったでしょうか。
それから、江戸川乱歩にいくわけです。
江戸川乱歩という名前は、”エドガー・アラン・ポー”からきていることをのちの知りました。
当時、ビニ本(無修正)なるものがありました。
若い男性なら誰でも一度はお世話になったかとは思いますが、
私の場合それより“エロ漫画"(今よりエログロ)が好きでした。
そしてそれより、江戸川乱歩の小説が好きでした。
タイトルは忘れてしまいましたが、そのエロさ・猟奇さに衝撃を受けました。
入りが"少年探偵団"や"怪人二十面相”ではなかったのです。
なんとなくググってみました。
"パノラマ島奇譚"のようでもあるし、”人間椅子”もぼんやりと浮かびます。
もしかしたら短編だったかもしれません。
そのあと、赤川次郎がブレイクして、大ブームとなります。
赤川先生が活躍されて長者番付にランクインされ、自分も小説家になるしかないと思いました。
我ながら呆れるほど安直ですいません。
と言う訳で、推理小説を読み漁ります。
森村誠一・松本清張・西村寿行・大藪晴彦・生島次郎・東直巳・安東能明・大沢在昌・北方謙三・今野敏・逢坂剛・加納諒一・小松左京・笹本稜平・清水一行・真保裕一・大門剛明・堂場瞬一・鳴海章・楡周平・法月倫太郎・馳星周・原尞・半村良・東野圭吾・福田和代・藤田宜永・誉田哲也・横関大・横山秀夫・和久俊三・柚木麻子・花村萬月等々(敬称略)
1000冊以上読みました。
小説すばる新人賞にも応募しました。
今はもっぱら読む側として小説を楽しんでいます。
ただ、最近、脳の奥にいまだに小さな炎が灯っているのに気づきました。

過去を振り返ることによって、自分の存在を確認できてとても有意義でした。
何も残せてきていなかったと思っていましたが、確かに自分は存在していました。
さらに、今まで見えなかった自分の本質と言うものが見えてきて、
まさに"振り返り"おそるべしです。
いちど徹底的に深ぼってみたいものです。
悲しかった事は、もうそういう歳になったんだと実感したことです。
一度、自分を深ぼってみませんか?
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