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進化する近代バレーの話②(駿台学園編)

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こんにちは、学楽(ガクラク)です。

先日の日本女子バレーの補足から、

高校バレーのお話です。

ワールドカップ5戦全勝で迎えたトルコ(WR1位)戦、残念ながら3-1で敗れました。

最終のブラジル(WR3位)戦は、勝てばオリンピックの出場が決定という大事な試合でしたが、

3-2と惜敗、3位という成績でした。

まさに紙一重でした。

手に汗握り、テレビにかぶりついていました。

感動をありがとうございました。

今日は高校バレーのお話です。

9/25 11:15~ フジテレビ「ライオンのミライモンスター」で紹介された話ですが、

「駿台学園」恐るべしです。

先の春高バレー男子優勝、8月のインターハイも完全優勝(1セットもとられず。)

主将の亀岡選手、U-18のアジア大会でベストリベロ受賞で優勝。

驚くべきところは、本職は180㎝のウィングスパイカーでありながら、U-18ではリベロでです。

(リベロとは、レシーブ専門でアタックは打てない。)

本職のほうはといえば、

「ブロックアウトを打つ技術は日本代表選手並み。」

と監督にいわせるほどの実力です。

自分の弱みをしっかり受け止め、磨いた武器が「日本代表レベル」。

すごすぎます。

さらに、「駿台学園」梅川監督の提唱する、ITバレーは、

週1回のプロのトレーナーの指導によるウェイトトレーニング。

(これは、今は、結構ポピュラ-ですが、)

3万人のデータをもとに組まれた、ウェイトトレーニングメニュー。

アナリスト(分析官)が、リアルタイムにデータを分析。

(高校バレーなのに、データ収集・分析専門の部員がいる。)

それをもとに、試合中にローテーションごとの守備位置の変更など、

プロ顔負けのチーム編成です。

(これをテレビで紹介すると、間違いなく多くの高校にマネされます。)

もはや、アマチュアスポーツと呼べるのかというレベルです。

目標の3冠(インターハイ・国体・春高)間違いなしといったところでしょうか。

私がやっていたころはA・B・Cクイック、時間差、一人時間差位でしたが、

今や、ブロード、パイプ(バックセンターのクイック)、ジャンフロ(ジャンピングフローター

サーブ)等々とすさまじい進化です。

当時、こんな未来は予想していませんでした。

バレー経験者が「あまりおもしろくないスポーツ」と思っていたくらいですから、

「バレーは面白い」と思わせてくれた、最近の選手に感謝しかありません。

 バレーに限らず、今どのスポーツも日本人選手の活躍が目立ってきております。

野球・サッカー・バスケットボール・ラグビー・マラソン・卓球・バドミントン等々。

フィジカルで劣る日本人が上位で戦えるのは、技術力であったり、総合力によるものです。

勝つためには、単に運動神経がいいだけじゃなく、

科学的データに基づいた練習メニュー(フィジカルトレーナー)、

指導者(海外からの招聘)、

組織力(アナリスト、メンタルトレーナー)、

周囲のサポート(食生活の管理)等々、いろんな要素が必要となります。

”個”対”チーム”の戦いです。

(個で勝っていくのはこれからどんどん難しくなっていくでしょう。)

そのおかげで、フィジカル化け物の黒人選手と渡り合えるわけですから、すごいことではあります。

見ているほうは面白いですが、やってる本人たちは大変だと思います。

予想を上回る進化を見ることができるのは楽しいですね。

たとえ個人競技であっても、組織力が問われる時代になったといえます。

(ただし、環境は与えられるものではなく、選手が作っているということです。)

個人的に大ファンのメジャーリーガー、大谷翔平選手は、

メジャーナンバーワンの選手になったといえます。

ただ、個人の力でそこまでいったか?というと少し違うかと思います。

もちろん個人のたゆまない努力はいうまでもありませんが、

環境であったりサポートであったりやはり総合力のたまものだと思います。

(ただその環境も大谷選手が作ったとも言えますが。)

「Fast pitch.Full swing. That’s all.」

大谷選手の名言ですが、

かっこよすぎます。

数々の困難を乗り越えてきたことを表に出さず、

単純に野球を楽しむという姿勢を見せ続けるからこその大スターです。

「マナブを楽しむ。人生を楽しむ。それがすべてです。」

(大谷選手風に言ってみました。)

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